音声認識

音声認識とは

音声認識とは、人が話す音声をコンピュータが認識し、文字に変換する技術のことです。

音声認識技術の必要性

慢性的な人材不足の問題を抱えるコールセンター業界において、ひとりひとりのオペレータやスーパーバイザの生産性を高めることは、重要な課題です。

音声認識技術を利用して、過去の音声通話内容をテキストベースにすると、オペレータの応対業務や、品質管理が迅速化でき生産性の向上につながります。

基本機能

  • 着信ポップアップ
  • 通話の転送、保留
  • 顧客情報の検索、表示、登録
  • 会議、エスカレーション
  • IVR
  • 通話録音

音声認識の活用

応対中にお客様をよりよく理解する

オペレータは顧客応対中に過去の通話内容をテキストベースで参照できます。お客様がどんな意図や経緯で電話をかけているのか、すばやく理解するのに役立ちます。

迅速な応対評価に

音声通話の全記録がテキスト化されるため、応対記録を簡単に検索できるようになります。通話の重要な部分を知るために、通話録音の内容を最初から最後まで聞く必要がなくなり、時間を節約できます。

顧客に関する新しい知見を得る

音声認識技術と、機会学習、感情分析、インテリジェントアシスタンスなどの技術をあわせることで、 顧客満足度、オペレータパフォーマンス、よくある問い合わせ内容、コンタクトセンターとしての改善点などについてより良い理解を得ることができます。

バッチ処理による通話内容の文字起こし(イメージ図)

Bright Patternの音声認識の特徴

IBM Watsonと標準連携

複雑なコーディングや大規模な初期投資なしに、Watsonと接続し、音声認識や感情分析など様々な機能を利用可能です。

音声認識機能を品質管理にフル活用できるOmniQM

Bright Pattern のOmniQMは、一つの画面上でスーパーバイザによる応対内容のチェック、評価、フィードバック送信ができる品質管理機能です。

以下のような業務を、スーパーバイザーがいつも使っているデスクトップ画面で行うことができます。

  • 通話内容を聞く(倍速、3倍速再生も可)
  • テキスト化された音声通話記録を読む
  • 感情分析により会話の中のどのポイントでどのような感情(ポジティブ・ネガティブ)が現れているか、アイコンですぐに把握
  • 記録を聞きながら(読みながら)評価付け、コメント追加
  • オペレータにフィードバック送信

テキスト化された音声通話の内容は、チャットやメールなど他のテキストベースの応対記録とともに、特定のキーワードで検索できます。

キーワードを含む応対内容を全チャネルにわたってチェックでき、チャネルをまたいだ応対品質の管理が可能となります。

BRIGHT PATTERNと連携できる音声認識AI

IBM Watson

Bright Patternは、IBM Watsonと標準連携しています。
複雑なコーディングや大規模な初期投資なしに、Watsonと接続し、音声認識をはじめ、感情分析など様々な機能を利用可能です。

AmiVoiceとの連携についてはお問い合わせください。

BRIGHT PATTERNの音声認識が効果的な理由

IBM Wastonとネイティブ連携

IBM Wastonとネイティブ連携しているため、複雑な設定や多額の初期費用なしにスピーディに音声認識を導入可能です。

音声認識を品質管理にフル活用できるOmniQM

Bright Pattern の品質管理機能OmniQM内で、音声認識による通話記録を利用可能。SVは普段使っている画面上で、テキスト化された音声通話をチェックし評価できる。

オムニチャネル

文字起こしされた音声通話の記録だけでなく、チャットやメールなど、全チャネルにわたってテキストベース、キーワードベースでの応対記録の検索が可能です。