一斉鳴動

一斉鳴動とは

一斉鳴動(いっせいめいどう)とは、着信があったときにあるグループ内の電話すべてが同時に鳴ることを言います。グループ内の電話のいずれかに応答があれば、通話中となり、他の電話の鳴動は終了します。「グループ呼出」「一斉着信」「一斉呼出」機能などと呼ばれることもあります。
一斉鳴動を利用すると、空きのある社員がいち早く電話に応答でき、待ち時間や応対時間の短縮につながります。

一斉鳴動の活用シーン

外出・現場作業が多い職場でビジネスフォンとして利用、出先から携帯端末での応対に。

会社代表番号として利用し、代表問い合わせ受付や 緊急時や夜間対応の電話受付に。 

コールセンターでオペレータから複数のSVへ一斉鳴動。オペレータへの迅速なサポートに。

Bright Patternの一斉鳴動の特徴

Bright Patternには、一斉鳴動機能が2種類あり、用途や目的に応じてお選びいただけます。

ハントグループ

ハントグループの番号に着信があると、そのグループに割り当てられているすべての内線が一斉に鳴動します。その時に応対可能な社員が、いち早く電話を取ることができます。

できるかぎり迅速に電話に応答する必要のある現場で、特に有効です。

ハントグループでは、コンタクトセンターへのアクセスとして、単一のエントリーポイント、専用の外線番号が与えられます。

オペレータが呼び出されたハントグループに所属している場合、別の通話応対中の場合でもオペレータデスクトップにポップアップが表示されます。

ハントグループの呼び出し方法

ハントグループは、以下の方法で呼び出すことができます。

1.オペレータデスクトップのディレクトリから呼び出し

2.シナリオビルダーで設定するシナリオ(コールフロー)から呼び出し

3.外線番号から呼び出し

管理者によるハントグループの設定

Bright Patternの管理者画面より、以下のようなステップで簡単に利用を開始できます 。

  1. ハントグループの名称を設定
  2. オペレータデスクトップのディレクトリに表示するか設定 ⇒表示すると設定した場合は、オペレータデスクトップ左メニューの「ディレクトリ」の指定したフォルダに表示される
  3. 外線番号を割り当てる
  4. グループにユーザーやハードフォンを追加
  5. グループ内のメンバーが誰も取らなかった時の転送、ボイスメールを設定

ハントグループのユースケース

会社の代表電話、ビジネスフォンとして

ハードフォンでの利用も可能です。会社の代表電話として、応対可能な社員の迅速に応答を可能に。コールセンターと他部署間、外出中の社員との円滑な連絡にも利用いただけます。

在宅オペレータのSVへのエスカレーション時に

順番に内線にかけていくよりも、 一斉鳴動でSV全員を呼び出し、対応可能なSVに応答してもらうことで、より迅速なエスカレーションが可能に。

コールピックアップグループ

コールピックアップグループ機能は、チーム内で互いの着信に応答できる必要がある場合に有効です。

コールピックアップグループのメンバーに着信があり、所定の時間内に応答がない場合、グループ内のメンバー全員に一斉鳴動し、他のメンバーが応答することができます。

コールピックアップグループには代表番号はありません。

管理者によるコールピックアップグループの設定

Bright Patternの管理者画面より、以下のようなステップで簡単に利用を開始できます 。

  1. コールピックアップグループの名称を設定する
  2. 着信から一斉鳴動に切り替えるまでの時間
  3. 他の内線が応答しなかった内線を確認できるか
  4. 通知を表示する秒数
  5. 通知音の有無
  6. どの内線をグループに追加するか

コールピックアップグループのユースケース

社内のヘルプデスクで

離席中の社員の代わりにコールピックアップグループ内の同僚が電話をとり、ヘルプが必要な社員を迅速にサポートできます。
ITサービスデスク部門など、社員が現場に出向かなければいけないことが多い場合に有効です。

BRIGHT PATTERNの一斉鳴動を利用するメリット

  • コンタクトセンター機能とビジネスフォンを全て同一のシステムで管理可能。
  • クラウドなので在宅や他拠点、外出中の社員も含めすべてをグループに含められる。
    ハードフォンも利用可能。
  • 標準搭載しており、簡単な設定で利用開始。