コールセンターシステムのセキュリティとは
コールセンターシステムを災害、誤用および不正アクセスなどから守ることです。コールセンターシステムのハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、システム内で管理されるデータのいずれについても、その機密性、完全性、可用性を維持することが求められます。
セキュリティの必要性
コールセンターでは大量の顧客データ、企業情報が管理されています。これらの個人データや機密情報を安全に処理、管理するために強靭なセキュリティが必要となっている。
テキストでのやり取りで解決できない場合に、電話に切り替えることで、より迅速に状況を把握し、問題を解決することもできます。
セキュリティの種類
Bright Patternのセキュリティの特徴
ネットワークセキュリティ
ネットワークデバイス上のパスワード漏洩や不正侵入から保護するための様々なセキュリティが利用できます。
- ネットワークデバイスに多要素認証(または強力なパスワード)を使用
- ネットワークレベルのデバイスでのログ記録
- 監査証跡
- アンチウイルス/アンチマルウェア/ファイアウォールの利用
- ネットワーキングハードウェアでの強力な暗号化
- ネットワークサーバーでTLS、SSH、SFTP、Ipsec VPNの最新バージョンを使用
- 侵入検知システム(IDS)/侵入防止システム(IPS)の使用
- ファイル整合性監視(FIM)
- セキュリティ制御システムの障害検出
- 少なくとも年1回のセキュリティテスト
- 安全なソフトウェア/アプリケーション開発
リモートアクセスセキュリティ
従業員、管理者、サードパーティ/ベンダーなどのユーザータイプごとのアクセスレベルに従ってリモートアクセスできるようにし、多要素認証(スマートカード、トークンや生体認証とパスワード組み合わせた認証)で保護します。不正使用を防ぐために強力な暗号化を使用します。
パスワードセキュリティ
複雑で強力なパスワードの使用を強制したり、一定期間ごとにパスワードの変更を要求する設定ができます。
暗号化セキュリティ
リモートアクセス、モバイルデバイス、電子メール、メッセージング、バックアップ、認証、サイト間VPN、機密データ、ファイアウォール、ネットワークハードウェアが強力な暗号化で保護されます。
バックアップのセキュリティ
データ損失に対する「最後の防衛線」がバックアップです。ハードウェア障害やデータ破損、セキュリティ事故の際にデータを回復するため、顧客データをバックアップし、顧客所有のストレージアカウントにエクスポートまたは保存できます。
すべてのデータが分類され、機密データなどの重要なデータは、バックアッププロセスのなかで最優先されます。機密データは、データ損失を防ぐために、業界標準の強力な暗号化を使用して暗号化されます。
コンプライアンス遵守
Bright Pattern は、PCI-DSS、TCPA、HIPAA、GDPRといったコンプライアンスに準拠しています。
BRIGHT PATTERNのセキュリティが効果的な理由
コールセンターのクラウド化を検討する企業にとって、セキュリティは最大の懸念事項の一つです。Bright Pattern のクラウドコンタクトセンターはインフラ、アクセスコントロール、機密データの管理・転送、監視ログすべてにおいて、高度なセキュリティを確保しています。金融や銀行、医療機関などで要求される最高度のセキュリティ基準に準拠しています。
Bright Pattern の導入により、エンタープライズクラスの企業はセキュリティ、プライバシー、コンプライアンスの基準を満たしたコンタクトセンターを運営することができます。